【京大医学部に二浪合格】大学受験編ダイジェスト|社会人から東大理三を再挑戦する現役神経内科医のストーリー

京大医学部に二浪で合格したあと、医師として働きながら、30代で東大理三を再受験しています。
この記事は、その過程で何度も繰り返した
「伸び悩み」「逃げ」「模試番長化」
を振り返ったダイジェストです。

もしあなたが
「成績は悪くないのに伸び切らない」
「模試では取れるのに本番で勝ち切れない」
と感じているなら、たぶん役に立ちます。

1. 簡単な自己紹介と“現在地”

京都大学医学部医学科二浪で合格し、その後、神経内科医として働きながら、今また東大理三を本気で受験し直しています
Dr. AM(@doctoram_v) / X

  • 小学生:塾内トップクラス
  • 中高:ゲーム&中だるみで失速
  • 大学受験:京大医に二浪で合格
  • その後:30代半ばで理三再挑戦を決意

この記事では、「京大医学部に受かるまで」+「大人になってから理三再挑戦を決めるまで」を書いています。

この記事は、よくある合格体験記ではありません。

A判定を取っても落ちる。
勉強していても、伸びない時期はある。
ゲームや逃避を“気合い”だけで制御するのは、だいたい無理です。

そういう話を、自分の失敗を材料にして整理したのがこの記事です。
細かい数字や判定推移、失敗パターンは、記事末尾の詳細PDFにまとめています。

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2. 小学生:順調すぎたスタートと、東大寺4点差不合格

小学生のころは、いわゆる“できる子”ポジションでした。

  • 京進の一番上のクラス
  • 週テストは300人ちょいの中で1〜50位をウロウロ
  • 大きめの模試ではだいたい1桁順位
  • 記憶コンテストは3回優勝・2回準優勝

一方で、科目の得意・不得意はハッキリしていました。

  • 算数:得意
  • 国語:苦手
  • 理科:物化やや得意、生物・地学やや苦手
  • 社会:日本史得意、地理やや苦手

途中から「希学園」に移り、模試では灘B判定・東大寺A判定
ところが本番の東大寺学園入試は、たった4点差で不合格(のち補欠合格)

  • 国語:51点(平均49)
  • 算数:84点(平均60点台後半?)
  • 理科:63点(平均66?)
  • 社会:71点(平均60点前半?)

このときの「あと少し届かない」感覚は、その後も何度か繰り返すことになります。
結果的には東大寺学園に進学しましたが、ここで「ギリギリ届かない」という感覚が自分の中の一つのテーマとして刻まれました。

3. 中高:成績ジェットコースターと、京大医学部志望へ

中学:中だるみとゲーム・掲示板騒動

東大寺に入ってからは、最初こそ真面目に勉強していたものの、すぐに中だるみ。

  • 中2でゲーム(Red Stone)にハマり、成績は学年下位1/4
  • 英語も平均割れ
  • 学内の匿名掲示板(当時の2ch的なもの)の騒動に関わり、家庭訪問を受けて反省
  • そこから一時的に復活して学年60位/176人くらいまで戻る

中3でも再びゲームにハマりつつ、「このままではまずい」と言われてなんとか勉強を再開。
結局、ギリギリ平均より少し上くらいの位置をウロウロしたまま高校へ。

高校:パチンコ・ゲームと、“勉強のチャンピオン”への憧れ

高校に上がると、

  • 高1:40番台/220人くらい(悪くはない)
  • でもまたRed Stoneとゲーセンのパチンコにハマる
  • 親にバレて雷を落とされても、しばらくは遊びがやめられない

それでも、

「勉強のチャンピオンみたいなポジションを取ってみたい」
「自宅から通えそう」

という気持ちから、自然と京大医学部志望になっていました。

ただ、成績としては

  • 模試では京大医を狙うには物足りない
  • 「真面目にやればそこそこ取れるけど、継続できない」

という状態で、高3を迎えます。

4. 高3・現役:模試のE/C/D判定、センター失敗、京大医不合格

高3になると、周りが一気に本気モードに入ります。
同じだけ勉強しても、相対的に成績が下がっていくフェーズです。

  • 第1回全統記述:京大医D判定、東大理三E判定(手応えはそこそこ)
  • 第1回駿台全国:京大医E判定、京大理学部B判定

ここで、「さすがに国語が足を引っ張りすぎている」と思い、駿台で国語だけ通うことに。

夏の京大模試でも、

  • 実戦:京大医E判定、理学部B判定
  • オープン:京大医C判定、理学部A判定

と、「いけそうでいけない」判定が続きます。

センター試験では、

  • 対策不足
  • 地理を「楽らしい」という噂だけで選択して大苦戦
  • 結果は8割3分(英語8割割れ、国語131点、地理74点)

それでも足切りは回避し、京大医学部を受験。

本番の感触は、

  • 国語:易化したが、自信は持てない
  • 数学:東大並みに難化、極座標の問題が解けず
  • 英語:易化
  • 理科:化学はそこそこ、物理は試験範囲の抜けでやられる

得点開示は、

  • 国語:58/100
  • 数学:95/200
  • 英語:125/180
  • 理科:115/200
  • センター込み総点:818.08点(満点1300)
  • 合格最低点:884.99点

「惜しくも不合格」ではなく、普通に届いていない
このときは「数学で落ちた」と思っていましたが、実際は合格者の多くが数学100点前後だったらしく、「そもそも全体として足りていなかった」パターンでした。

5. 一浪:成績は伸びても、京大医に届かず

駿台京都校に通い直し、仕切り直しの一浪目。

  • 第1回全国判定模試:京大医C判定・東大理三D判定
  • 第1回駿台全国模試:京大医A判定・理三B判定

と、一見すると大躍進。
夏の京大模試は、

  • オープン:京大医A判定(全国15位、英語全国7位)
  • 実戦:京大医C判定

秋の模試も、

  • 京大オープン:A判定
  • 京大実戦:B判定(数学は壊滅、ただし英語・国語が支えた)

センター試験は、

  • 国語の難化で140点
  • 数1Aは歴代屈指の難化の年で97点
  • トータル8割6分

再び京大医学部を受けますが、結果は不合格。

  • 二次得点はおよそ
    • 国語:47点
    • 数学:110点
    • 英語:110点台
    • 理科:125点
  • トータル:840点前後
  • ボーダー:900点前後

差は約60点
一浪目も「惜しい」というよりは、「まだ詰め切れていない」が正直なところでした。

6. 二浪:理三を意識するが、京大医に“逃げる”形での合格

二浪目が、今につながる大きな分岐点です。

「京大と相性が悪いのでは?」→東大理三を意識

あるとき、ふと東大の入試問題を解いてみました。

「今年の東大理三の問題、自己採点だとボーダーと2点くらいしか違わない…」

ここで、

  • 「自分は京大と相性が悪いだけなのでは?」
  • 「一度、本気で理三を狙ってみたい

という気持ちが芽生えます。

しかし同時に、

  • 理三に行くには下宿が必要(=生活コストも精神的ハードルも高い)
  • 京大医学部なら徒歩圏内
  • 親の反対は強い

という“現実”が立ちはだかりました。

「2浪までなら理三もアリだけど、MAXでも京医か…」

という「目に見えない上限」のようなものを感じ、ここから無気力モードに入っていきます。

模試では理三A判定連発、でも勉強は減っていく

気持ちが切れかかっている中で受けた第1回駿台全国模試では、なんと全国12位・理三A判定(数学偏差値90超え)。

  • 「なんで前回の京大は落ちたんだ?」
  • 「勉強してもしなくても点数あまり変わらないんじゃないか?」

という感覚になり、息抜き(ゲームセンター・パチンコ・ネットカフェ・囲碁)が加速します。

その後も、

  • 東大実戦:全国20位台・理三A判定
  • 京大実戦:全国20位台中盤・京医A判定
  • 第2回全国判定:全国3位・理三A判定

と、「模試だけなら理三A判定連発」という状態に。
ここで完全に“模試番長”モードに入ってしまいました。

センター93.5%、そして京大医本番へ

センター試験では、

  • 国語:180点
  • 数1A・2B:いずれも満点
  • 日本史:94点
  • 生物:ノー勉強で85点

という謎の上振れもあり、トータル93.5%
この時点で、理三を出願することも現実的には可能でした。

しかし最終的には、

  • 実家から通える京大医学部
  • 親の意向
  • 自分の中の「現実的なライン」

などから、京大医学部に出願しました。

本番では、

  • 数学がさらに易化し、「定期試験かな?」レベル
  • 5・6問目が多少難しい程度で、数学200/200点を獲得
  • 物理で大きな読み違え、化学も1問丸ごと捨てる、などミスは多々あり

それでも、総合点では合格最低点から60〜90点差の“勝ち”という結果になります。

「去年落ちて、今年この点差で受かるって何?
勉強量は去年の方が多かったのに…」

というモヤモヤを抱えたまま、京大医学部に進学しました。

このとき、心のどこかでずっと、

「本当は理三を受けたかった」
「二浪目で東大から逃げた」

という感覚が残り続けます。
これが、十数年後の“理三再挑戦企画”のタネになります。

7. そこから十数年後:共通テスト538点で「このままだと終わる」と感じた日

京大医学部に進学したあとは、
解剖・組織・発生で単位を落としまくる/留年スレスレ/国家試験2浪/FX・競馬/国試ギリギリ合格…
など、医師になるまでにも色々ありました(このあたりは「医学・医師編」で詳しく書きます)。

そんな中で、専攻医2年目のあるとき、ブログのネタにと思って
「共通テストを久しぶりに解いてみる」
という企画をやりました。

結果は、538/800点(リスニング除く)

  • 京大医に二浪で受かった人間としては、かなりショックな数字
  • 「医師としても、人としても、ぼんやりしているだけで終わるのでは?」
  • 「自分の“核”みたいなものが何も残っていないのでは?」

という感覚が一気に押し寄せてきました。

そのとき、ふと思い出したのが、

二浪目、理三から逃げて京大医を選んだこと

でした。

「あのとき、ちゃんと理三に向き合わなかったから、
ずっとどこかで中途半端なままなんじゃないか?」

と感じてしまったのです。

8. 理三再挑戦を決意:“逃げないための受験”へ

そこから、

  • 東大理三に正面からぶつかる
  • 神経内科医として働きながら勉強時間を確保する

という形で、「東大理三再挑戦企画」を立ち上げました。

ここから先(社会人としての受験生活、共通テスト860/1000点、理三本番3年連続挑戦など)は、
すでに「現在進行形」のエピソードなので、別の記事・PDFで詳しく書いていきます。

9. このダイジェストで一番伝えたいこと

この「大学受験編ダイジェスト」で伝えたかったのは、単に

  • 「京大医学部に二浪で受かりました」

という成功話ではありません。

むしろ、

  • 模試でA判定を取っても、本番で落ちる
  • 合格しても、「本当に行きたかった場所」に向き合っていないと、後からずっと引っかかる
  • 勉強量だけでなく、「どう向き合うか」が大事

という、受験の“裏側”にある気持ちの部分です。

10. もっと細かい数字・判定推移・勉強法について

ここまでが、「大学受験編」の簡潔なダイジェストです。

一方で、実際に勉強の計画を立てたり、自分の状況と照らし合わせて分析したりするには、

  • 各模試の
    • 判定(A〜E)
    • 偏差値
    • 教科別の点数
  • 現役/一浪/二浪それぞれの
    • 1日の勉強時間の推移
    • 失敗した勉強法・良かった勉強法
  • 「今振り返って、ここをこうしておけばよかった」という反省点
  • ゲームなどの勉強を邪魔した要素との距離の取り方
  • 「国語はどこまで遡って立て直すべきか」など科目別の振り返り

といった、もう少し”生々しい数字と具体例”があった方が役立つはずです。

そこで、この記事のベースになっているストーリーとともに、

・模試・試験ごとの偏差値と判定推移
・各時期の勉強の進捗状況
・自分なりの失敗パターンの整理(=やらない方がいいことリスト)
・「今ならこうする」といった勉強法・計画の立て方
・年表・チェックリスト・失敗パターン集(付録)

などをまとめた、「大学受験編・詳細PDF(全85ページ)」を作成しました。

PDFの位置づけ

このブログ記事
ストーリー部分のダイジェスト

PDF一部(全16ページ+1ページ)

PDF本編(全85ページ)
→模試の判定推移や勉強の進捗状況、失敗パターン集、チェックリストなどを含む「詳細版」

となっています。

価格と無料部分

価格:1,500円(税込)
無料で読める範囲:
本記事に相当する最初の約15ページ分は、ブログ記事として全て無料で読めます。

ここまで読んで、
「自分も模試の判定や勉強法の迷い方が似ている」
「具体的な点数推移や失敗パターンまで見たい」
と感じた方のために、詳細PDFを作りました。

本編では、
模試・試験ごとの偏差値と判定推移、
各時期の勉強時間、
失敗した勉強法、
今ならどう修正するか、
科目別の反省点、
付録として失敗パターン集とチェックリスト
までまとめています。

成功談ではなく、失敗から受験を立て直したい人向けの85ページです。

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