こんにちは、Dr. AMです。
2026年東大二次試験を受けたのですが、この連載ではその結果を御報告いたします。
予想30点、実際30点。大崩れはしなかったが、物理に圧迫されて伸び切らず
今回は、2026年東大入試の化学について振り返ります。
まず点数からいうと、本番直後の予想は、
30点/60点
でした。
そして実際の開示点も、
30点/60点
でした。
予想と実際の点数が完全に一致しました。
前年は化学で24点でした。
点数だけ見れば前年より上がっていますが、2026年の化学は前年より易化した印象もありました。
そのため、相対的な成績としては、そこまで大きく改善したわけではないと思います。
物理第3問の後に、化学第1問へ
理科は物理・化学を合わせて150分で解く形式です。
自分は最初に物理第3問を解き、その後に化学第1問へ進みました。
化学第1問は理論化学の問題でした。
この第1問については、計算ミスを1問してしまい、さらに記号選択でも1問間違えました。
ただ、それ以外はおそらく合っていたのではないかと思います。
完璧ではありませんでしたが、理論化学としては大崩れせず、ある程度点数を確保できた感覚でした。
続いて化学第3問へ。ただし細かい知識は弱い
その後、化学第3問に進みました。
こちらも出来としては大きく崩れたわけではありません。
ただ、やはり細かい知識はあまり覚えていないと感じました。
東大化学は、単純暗記だけで決まる科目ではありません。
しかし、知識が曖昧だと、判断に迷う問題や記号選択で失点しやすくなります。
今回も、ある程度は処理できた一方で、細かい知識の精度不足は感じました。
とはいえ、ここまでで使った時間は75分程度にとどまっていたと思います。
物理第3問、化学第1問、化学第3問までを解いた段階では、ペースとしてはそこまで悪くありませんでした。
その後、物理でペースが崩れた
問題はその後でした。
物理に戻って第2問、第1問に取り組む中で、かなりペースが崩れました。
物理第2問は本番中は完答したつもりでしたが、後で計算ミスが判明しました。
さらに物理第1問の力学では早い段階で方針が立たず、かなり苦しい展開になりました。
その結果、最後に残していた化学の1題に戻った時点では、残り時間が20分もありませんでした。
実は最後の化学が一番難しかった
しかも、最後に残していた化学の問題が、実は最も難しかったです。
時間が足りない中で難しい問題に取り組む形になってしまい、かなり厳しい状況でした。
おそらく、その問題では3点/20点程度しか取れていなかったと思います。
さらに、後から見直すと、勘違いで点数をかなり落としてしまった問題もありました。
時間があれば防げたかもしれないミスもあったと思います。
このあたりは、化学そのものの実力不足というよりも、理科全体の時間配分、特に物理に時間と集中力を奪われた影響が大きかったです。
化学は物理に圧迫されて伸び切らなかった
結果として、化学は30点/60点でした。
大事故というほどではありません。
ただ、理三ボーダー超えを狙ううえでは、決して十分な点数でもありません。
今回の化学は、序盤のペースはそこまで悪くありませんでした。
しかし、途中で物理に時間を使い、最後の化学に十分な時間を残せなかったことで、点数が伸び切りませんでした。
東大理科は物理と化学を合わせて150分なので、片方で崩れると、もう片方にも直接影響します。
今回はまさに、物理で崩れた影響が化学にも出た形でした。
ただし、化学で50点を狙うのは簡単ではない
もちろん、化学ももっと取れるようにする必要はあります。
ただ、個人的には、化学で50点以上を安定して取るのはかなり難しいと感じています。
東大化学は、計算量も多く、知識も広く、問題文の読み取りも重いです。
完璧なパフォーマンスができたとしても、自分の場合、50点まで持っていくのは簡単ではないと思います。
そう考えると、理科全体の戦略としては、化学で大事故を防ぎつつ、物理でしっかり稼ぐのが現実的だと思います。
化学は30点台後半から40点前後を安定させ、物理で50点台を狙う。
その形に持っていければ、理科全体でかなり戦いやすくなるはずです。
化学編まとめ
2026年の東大化学は、予想30点に対して、実際も30点でした。
前年より点数は上がったものの、問題が易化したことを考えると、相対的には大きく改善したとは言いにくい結果です。
前半は化学第1問、第3問をある程度処理でき、ペースも悪くありませんでした。
しかし、その後に物理で時間と集中力を使い、最後に残した化学の難問に十分な時間をかけられませんでした。
化学は、大事故を防ぐことがまず重要です。
一方で、理三ボーダー超えを狙うなら、理科全体では物理でしっかり稼ぐ必要があります。
来年は、化学で安定して30点台後半から40点前後を取りつつ、物理で50点台を狙える状態に持っていきたいです。
次回は、英語について振り返ります。
【関連サイト】
2026年東大理三受験記|入試振り返り・まとめ
京大医学部卒の医師が、働きながら東大理Ⅲ再受験に挑戦しています。 AIを家庭教師として活用し、勉強法・勉強時間・仕事・睡眠・得点を公開します。 第1目標は理Ⅲボーダー超え。 現実と設計を両立しながら、どこまで伸ばせるかを検証するチャンネルです。 ※医療の個別相談には対応していません


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