2024年度東大入試過去問 結果報告 数学編【ドラゴンシャトルの行方は】

2024年東大過去問

こんにちは、スプリングシャトルです。今回は2024年度東大入試過去問の結果報告です。

おしながき

  1. 成績は?
  2. 予想よりも・・・
  3. 大まかな問題構成
    1. 第1問(ベクトル・領域)
    2. 第2問(積分)
    3. 第3問(確率)
    4. 第4問(放物線と接線)
    5. 第5問(積分と体積)
    6. 第6問(整数)
  4. 全体を通して
  5. 次回までの宿題
  6. 次回は2024年度東大入試過去問の物理について御報告致します

成績は?

まず、点数を先にお伝えします。

1/12終了後時点での予想点数90点/120点
実際の点数92点/120点

予想よりも・・・

予想よりも・・・予想と変わりありませんでした!!

まあ、悪くはないのかもしれませんが、もっと点数を取りたかったです。

言い訳じゃないですが、今年は簡単だったという記憶が結構鮮明にあったので、第6問(1)まで解いて110点/120点取れば勝ちみたいに強く思っていたため、逆に第5問計算がうまく合わず、第6問全く解く時間が残っていませんでした(言い訳だよね、あ~あ~♪)

大まかな問題構成

今年も6題セットでした。問題としては模試と同じ~模試よりやや易しいくらいであり、本番は5完半はしたいレベルでした。

ですので、時間無制限であればある程度の方は満点を狙えると思います。ただ、如何せん時間が足りないので、計算ミスや計算放棄や論証不十分などで点数を落としていくことになるのでしょう。加えて、十分に論証したつもりが採点者に伝わっていないパターンも多いでしょう。

ちなみに、私は第1問→第2問→第4問→第5問→第3問→第6問の順番で解きました(※確率は運ゲー要素が強いと思ったため、最後に回しました)。

第1問(ベクトル・領域)

こちらは、20点満点中20点でした。

まあ、これは取れて当たり前ですね。ちなみに、本番の時は原点を入れるのを忘れて減点・・・(ヒュー><)

取るべき問題は落ち着いて取らなければなりません!

第2問(積分)

こちらは、20点満点中18点でした。これも満点取れて当たり前ですが、細かい計算ミスがありました。

まあ、最後の結果にほぼ影響しない部分だったため、点数がほぼ残ったという感じですね。

もちろん、比較的簡単とはいえ、初学者には絶対解けない問題なので、ちゃんと勉強して臨まないといけません。

第3問(確率)

こちらは、20点満点中20点でした。

これは意外と難しいです。普通に計算でゴリ押ししようとすると破綻します。

計算で無理にゴリ押ししようとする前に、全体像をつかむ努力が必要な問題でした。この問題は、理3受験生でも差がつく問題でしょう。

第4問(放物線と接線)

こちらは、20点満点中20点でした。

これも落ち着いて決めるべき問題ですね。考え方自体は定期試験レベルなのですが、計算が意外と重いです。

東大は、難しい問題で差をつけようとするパターン、簡単だけど計算が重い問題で差をつけようとするパターンがあります。前者のパターンだけだと考えてしまうと、後者のパターンで足を救われるので、必ず自分で手を動かして計算の練習をしなければなりません!

第5問(積分と体積)

こちらは、20点満点中14点でした。

簡単な問題の雰囲気があるのですが、解いてみると意外な落とし穴があります。

まず、三角形をx軸を中心に一回転する際、三角形の辺だけでうっかり考えてしまうとほとんど点数が入らないでしょう。三角形の中身も含めて考えなければなりません。

そして、そこが出来たら・・・あとは場合分けに気づくのも意外と難しいです。

そして、場合分け気づいたら、あとは計算するだけですが、計算するだけでも意外と大変です。

私はこの最後の段階で脱落してしまいました。そして、立式間違いがあったせいで、計算が更にワケワカラナイことになったため、ここで点数に繋がらない時間の浪費を40-50分もしてしまいました。これが第6問に響きました。

第6問(整数)

こちらは、20点満点中0点でした。今年一番の難問だったようですが、せめて(1)はそんなに難しくないのだし、きっちり解いたら良かったのでは??

まあ時間が残っていなかったので仕方ないのですが、本番は絶対に手をつけなければいけません。

全体を通して

今までの模試と比べると一番難しかったのですが、全部が難しかったわけではなく、完答すべき問題は5問あり、残り1問も部分点狙いは出来るようにならなければいけません。つまり、これが2024年東大理系数学で出題されたら、東大理科Ⅲ類合格するためには恐らく110点/120点は欲しいです。

とはいえ、計算力・集中力・解法パターンの習得が求められます。あとは集中力をどうやって維持するか時間が足りない焦りをどうやって抑えるかですね。

今回の敗因は時間配分ミスですね。第5問だけで1時間くらいかけていたら、そりゃ他の問題に響くでしょう。

ということで、計算ミスしないように注意し、更に全部の問題に目を通すようにする、ということを意識するのが大事です。

次回までの宿題

過去問で出た解き方を一通りおさらいする、後は、はしっかり作戦を練る!!

次回は2024年度東大入試過去問の物理について御報告致します

やや不本意な結果に終わりました。そして次は物理回ですね。物理で取り戻したいのですが・・・。

引き続きお付き合い下さい。

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