こんにちは、スプリングシャトルです。先日(1/13-14)に2024年の共通テストがありましたね。お疲れさまでした。
ということで、今回は共通テストスペシャルをお送りします。
※受験と金稼ぎとは密接な関係があります。受験を制するものは仕事を制し、仕事を制するものは金稼ぎを制するのです。
おしながき
- 成績は?
- 大まかな問題構成
- そもそも時間が・・・
- 医者って意外と・・・
- 共通テスト英語との格闘の様子
- どうすれば高得点が取れるのか
- 高得点を取る方法まとめ
- そのためには・・・
- 次回は共通テストリスニングをお送りします
成績は?
まず、点数を先にお伝えします。
英語(R):66点(データネットでの平均点:?点)
去年よりは上がっていますが、やはり相当やらかしていますね。しかも、時間が足りないという、典型的なやらかしパターン><。
大まかな問題構成
センター試験の頃は、発音問題、文法問題など、色々な種類の問題が出ていましたが、共通テストになってから、読解問題のみとなってしまいました。
そもそも時間が・・・
正直、読解問題だけだと飽きます。そして、途中で休憩したくなります。
しかし、この問題セットは時間が非常にキツいです。したがって、途中で頭を休めてから次に進もう・・・とかしてしまうと、時間が全く足りなくなってしまいます。
ということで、集中して解かないといけないのですが、今年もそれでも時間が厳しいです、はい・・・。
去年より分量が多くなったという話はあります。
結局66点という悲惨な点数になってしまいました。
医者って意外と・・・
様々な罵倒の声が聞こえてきそうですが、実は大学受験的な英語って、医者になってからは本当に使わないのです笑。
論文の場合
例えば論文を読むときは、基本abstactをgoogle翻訳に嵌めるだけでも何とかなる部分はあります笑。10年前はそういった方法が一切通用しなかったのですが、今はgoogle翻訳が優秀になっているので、そんな横着な方法が成立するようになったのです。
もちろん、methodやresultなども重要なのですが、医学系論文って大体パターンは決まっています。Methodの場合、Vivoのデータかどうか、どのような統計学的分析を行っているのか(傾向スコア分析等)等が注目ポイントですし、resultはfigureを見たら英語がそんなに分からなくても大体の内容を掴むことは出来る場合が多いです。
内容を掴めない場合もあるのですが、そこで初めて本文に立ち返ったら良いのです。その場合も、同じくgoogle翻訳にかけた上で、本文を読み返せば時短になります。
このように、文献を読むのに、英語力は実は大して必要なかったりします。
外国人の患者が来たら?
そこで、「いくら読むのに英語力が必要ないとしても、外国人の患者様が来たらどうするんだ!?」という疑問が浮かび上がるかと思います。
ご安心ください。英語力があろうがなかろうが、大して変わりない場合がほとんどです。
そもそも、その外国人が英語も話せないケースが多いです。こちらが英語話せてもこれでは意味ありません笑。
じゃあどうするんだ!?ご心配なく。今では、スマホで自動翻訳のアプリがございます。これを使うと大きな問題なくコミュニケーションが出来ます。
というようにやってきたので・・・
というようにやってきたので、当然の如く英語力が大きく落ちてしまったのです。
また、東大受験企画で当然英語も勉強しますが、英語の力をつけるより、東大形式に対応する方がメインなので、当然共通テストの点数はそんなに上がりません。
共通テスト英語との格闘の様子
では、何故そのような悲惨な点数になったのか、解いていた時の私の心理を書き下します。
第1問から、あれ、こんなこと書いてあったっけ??みたいなのが連発です。もう一度確認すると、確かに言い換えられているなあと気づくのですが、この時点でかなりの時間がかかってしまいました。
第2問、第3問あたりで、雲行きが怪しいのに気が付きました。第3問終了時点で残り時間は既に半分弱くらいしかありませんでした。この時間しか残っていない中で、まだ大問3つも解かなければいけないのです。
第4問からペースアップしましたが、読みが粗くなり、失点が目立つようになりました。
こうして、第6問を控え、残り10分強くらいしか残りませんでした。こうなると、本文をきっちりと読むことなんて出来ません。本文の何となくのベクトルだけ確認した上で、選択肢のみで答えを導き出す作業にはいりました。しかし、それも意外と時間がかかったため、第6問Bに入る時点で時間が1分くらいしか余っていませんでした。
ついに、最終手段を発動しました!!それは・・・選択肢が何択なのかだけ確認した上で、”下手な鉄砲も数打てば当たる作戦“を遂行したのです。結局、下手な鉄砲で3点しか得られませんでした。
どうすれば高得点が取れるのか
➀そもそもの長文読解方法について➁問題を解くテクニックについて、この2点に分けてお話します。
➀そもそもの長文読解方法について
英語のままイメージする力をしっかりつけること、そして、前から順番に読み進める力をつけることが重要になってきます。
英語のままイメージするためには、単語や熟語の力が重要です。
ここで言う単語や熟語の力というのは、日本語に訳せる力という意味ではありません。単語や熟語を見て、英語のまま頭でイメージできる力ということです。
それが出来ないと、いちいち”何だっけ?”と詰まってしまうので、先に進みません。逐一日本語に訳しながら読んでいたら、それだけで膨大な時間がかかりますし、前から順番に読み進めるということが出来なくなります。
それが出来ないと・・・文章の内容を頭に入れるのに凄く時間がかかってしまいますよね。そして、何よりリスニング試験の場合、詰んでしまいます。
というわけで、英語のままイメージする力をしっかりつけ、その上で前から順番に読み進めることが出来るように、しっかり準備する必要があるのです。
➁問題を解くテクニックについて
10年前のセンター試験では、正解の選択肢を積極的に選ぶことも可能でしたが、今回は非常に難しく感じました。選択肢が絶妙に言い換えられていて、根拠を持って正解を選ぶのが困難なのです。
赤本チャンネルでドラゴン先生(ドラゴン桜の英語の先生のモデルとなった先生。私も教え子でした)がお話されていたのを後で確認したのですが、正解の選択肢を積極的に〇していくのは、”アホ〇”っていうらしいです。そんなこと、限られた時間内で行うのは困難です。
ですので、消去法を使って解くしかありません。
高得点を取る方法まとめ
ということでまとめると、英語のままイメージして読む訓練を積むこと、そして消去法を必ず用いることが、共通英語の点数を上げるのに良いのではないかと考えます。
そのためには・・・
それが出来るようになるためには、過去問をしっかり解くことが大事です。過去問をさぼってしまうと、このような悲惨な点数を取る羽目になるので、是非過去問を10年や20年、解けるだけどんどん解いて、慣れていきましょう!
次回は共通テストリスニングをお送りします
はい・・・。かなり大変な点数となってしまいました><
英語はサボると、簡単に力が落ちてしまいます。得意な方も、決して油断しないようにしましょう!
ということで、次回はリスニング編をお送りします。引き続きお付き合い下さい。
内科専門医。現在、ドラゴンシャトル2(内科専門医試験を手堅く合格しながら、東大入試284点(96点差落ち)から1年で東大理Ⅲのボーダー超えを狙う企画)を開催中!フォローすると良いことあるかも!?
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