第2回駿台全国模試 結果報告 数学編【ドラゴンシャトルの行方は】

2024年第2回駿台全国模試

こんにちは、スプリングシャトルです。今回は第2回駿台全国模試の結果報告です。

おしながき

  1. 成績は?
  2. 予想よりも・・・
  3. 大まかな問題構成
    1. 第1問(小問集合)
    2. 第2問(理3型選択問題(積分・極限))
    3. 第4問(整数問題)
    4. 第5問(確率問題)
    5. 第6問(理3型選択問題(二次曲線))
  4. 全体を通して
  5. 次回までの宿題
  6. 次回は駿台全国模試の英語について御報告致します

成績は?

まず、点数を先にお伝えします。

9/26終了後時点での予想点数150点/200点
実際の点数123点/200点
偏差値58.5
順位4176位/19603人

予想よりも・・・

予想も高得点の想定が出来ないような感じだったのですが、予想よりも更に下がってしまいました。計算ミスが何か所かあり、考え方は合っていたのですが答えがあっていないことで、考え方も間違えていると採点者に思われたようです。このあたりは後述します。

大まかな問題構成

今年も小問集合1問と大問4問の5題セットでした。問題としては標準レベルだったかと思います。つまり、今までの模試と比べてもむしろ易しくなってしまいました。
ですので、時間無制限であればある程度の方は満点を狙えると思います。ただ、如何せん時間が足りないので、計算ミスや計算放棄や論証不十分などで点数を落としていくことになるのでしょう。

第1問(小問集合)

こちらは、40点満点中36点でした。本来は満点取るべきブロックですが、1問取りこぼしてしまいました。

(1)は整数問題の基本ですが、問題の読み間違いにより不覚にも1つ落としてしまいました。

(2)は数列の和の問題でしたが、さすがに間違えられません。

(3)は対数の問題ですが、基本的な問題ではあるもののミスしやすい雰囲気があり、かなり怖い問題でした。

ということで、第1問は共通テストの方が難しいんじゃね?くらいの難易度でした。にもかかわらず、実は、この大問1で20分弱も使ってしまいました><

そんなに時間をかけても満点取れない・・・大反省!

第2問(理3型選択問題(回転体の体積))

こちらは、40点満点中40点でした。まあ空間図形・積分の基本問題です。間違えるわけにはいきません。

(1)(2)は白チャート~青チャートレベルですので、確実に点を取っておきたいですね。

(3)は立式は割と簡単ですが、途中で一瞬詰まります。ただ、(2)の誘導があるので、その誘導を普通に使えば良いだけです。

とはいえ、計算ミス多発し、修正するのに滅茶苦茶時間をかけてしまいました。

第4問(ベクトル)

こちらは、40点満点中20点でした。これが先述した計算ミスを契機に酷いことになった問題です。

点と平面との距離を考察することで体積を求めるまでは合っているのですが、三角形の面積を間違えてしまったため、答えがズレてしまい、方針全体が間違っていると採点者に思われたようです。

入試本番では丁寧に採点してもらえるかどうか分かりません。多くの答案を採点するのは採点者としても面倒な場合が多いでしょう。その時に、答えが違っていたら、部分点をどれだけ上げられるか?と考えてくれない場合もありそうです。

計算ミスしたらその問題を完全に落とした可能性があると思え!

第5問(確率問題)

こちらは、40点満点中15点でした。こちらはもっと恐ろしいです。最終的な答えは合っているのに、(2)で計算ミスの名残が残っていたため、その後の点数が全く入りませんでした。

第6問(理3型選択問題(二次曲線))

こちらは、40点満点中12点でした。問題はそれ程難しくなかったようですが、これまで計算ミスを多発して無駄に時間を失ってしまった影響を受け、時間がほとんど残っていませんでした。

全体を通して

東大理系数学本番よりははるかに簡単な筈です。これが東大理系数学の本番で出題されたら、恐らく190点/200点は必要でしょう。とはいえ、計算力・集中力・解法パターンの習得が求められます。計算ミスを減らす必要がありますね・・・。

計算ミスをすると、何が恐ろしいかというと、なかなか気づけずに時間を大量に浪費し、その結果、他の解けるはずの問題が解けなくなることです。そういう意味で、数学は水物なのでしょう。

とはいえ、計算ミスによる崩壊を防ぐ方法は一応ありそうです。このあたりは判定編で記載しようと思います。

次回までの宿題

計算ミスを減らす

次回は駿台全国模試の英語について御報告致します

計算ミスという不本意な部分が非常に目立ち、それが採点に悪影響を凄く与えた一例です。ゆっくりでも良いので、計算ミスは死んでも避けるくらいな姿勢が必要なのでしょう。

そして、問題はこれからです・・・。

引き続きお付き合い下さい。

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