第2回東大実戦模試 結果報告 数学編【ドラゴンシャトル2の行方は】

2024年第2回東大実戦模試


こんにちは、スプリングシャトルです。今回は第2回東大実戦模試の結果報告です。

おしながき

  1. 成績は?
  2. 予想よりも・・・
  3. 大まかな問題構成
    1. 第1問(対数極限)
    2. 第2問(確率)
    3. 第3問(空間図形)
    4. 第4問(解析幾何)
    5. 第5問(複素数平面・集合)
    6. 第6問(整数問題)
  4. 全体を通して
  5. 次回までの宿題
  6. 次回は東大実戦模試の物理について御報告致します

成績は?

まず、点数を先にお伝えします。

11/9終了後時点での予想点数20点/120点
実際の点数32点/120点
偏差値52.0
順位2472位/7010人

予想よりも・・・

予想より採点が甘かった感があるのですが、出来は非常に悪いです。最初に解いた問題でうまく完答出来ないと、どんどん崩れてしまうものらしいです。

大まかな問題構成

今年も6題セットでした。問題としては第1回東大実戦模試よりは難しかったと思いますが、東大本番でこのセットが出たら、4完半半はしたいようなレベルでした。

ですので、時間無制限であればある程度の方は満点を狙えると思います。ただ、如何せん時間が足りないので、計算ミスや計算放棄や論証不十分などで点数を落としていくことになるのでしょう。加えて、十分に論証したつもりが採点者に伝わっていないパターンも多いでしょう。

ちなみに、私は第1問→第3問→第4問→第5問→第2問→第6問の順番で解いたのですが、第1問でコケてしまいました💦ちーん。

第1問(対数極限)

こちらは、20点満点中1点でした。

極限の問題の解き方として、微分の定義という発想から離れられなくなり、そのせいで式の途中でlogxの積分で積分範囲に0が含まれてしまい、パニックになってしまいました。面積比較を忘れてはいけません!

第2問(確率)

こちらは、20点満点中2点でした。この時点で、他のほとんどの問題が解けていなかったので、まともな思考が出来ていませんでした。

確率の問題では問題の理解が一番大事です。ただ、理解するには落ち着いた精神である程度の時間試行錯誤する必要があります。そんな余裕がなければ、当然のように手も足も出なくなるわけです。

第3問(空間図形)

こちらは、20点満点中1点でした。

空間図形ですが、基本問題であり、完答すべきでした。何故出来なかったのかというと、(1)の時点で計算ミスをしていたため、(2)で奇怪な式が出てきて、その処理に無駄に時間を食ってしまったからです。

いかに計算ミスをしないように工夫するのが大事なのでしょう。

第4問(解析幾何)

こちらは、20点満点中3点でした。

こんなことをしていたら、まともな点数がくるわけがありません。sinθが負もありえるのに、なぜ二乗を外せると思ったのか・・・。このせいで、(2)までいきませんでした。

第5問(複素数平面・集合)

こちらは、20点満点中6点でした。まあ、(1)だけ正解だと、こんなもんでしょう。

(1)は何とか絞り出しましたが、(2)と(3)は手が出ませんでした。解説見ると、複素数のw^2+w+1=0という考え方を使わないと解けなかったようで、完全に頭から抜け落ちていました。やはり復習は大事ですね。

現在、今までやってきた問題を急いで復習中です。

第6問(整数問題)

こちらは、20点満点中20点でした。まさかの整数問題で満点!!なかなか分からないものですね汗

力技でゴリ押して満点をもぎとったのですが、もう少しスマートな方法があったかもしれません。とはいえ、他の問題が訳分からなかったので、貴重な20点でした。

全体を通して

第1回東大実戦模試よりは難化したと思いますが、それでも明らかに東大理系数学本番よりは簡単な筈です。これが東大理系数学の本番で出題されたら、東大理科Ⅲ類合格するためには恐らく90点/120点は欲しいです。

とはいえ、計算力・集中力・解法パターンの習得が求められます。あとは集中力をどうやって維持するか時間が足りない焦りをどうやって抑えるかですね。

敗因は計算が異様に遅くて不正確であること、解法パターンに抜け落ちているものがあることです。

次回までの宿題

解き方を復習、計算力を磨く

次回は東大実戦模試の物理について御報告致します

数学はなかなか悲惨でした。しかし、これで終わりではありません。次は物理回ですね。物理の場合、前回のような出来だと、なかなか終了感が出てしまうのですが・・・。

引き続きお付き合い下さい。


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