2025年度東大入試 結果報告 数学編【ドラゴンシャトルの結果は】

2025年度東大入試

こんにちは、スプリングシャトルです。いよいよ本番!!今回は2025年度東大入試の結果報告です。

おしながき

  1. 成績は?
  2. 予想よりも・・・
  3. 大まかな問題構成
    1. 第1問(媒介変数)
    2. 第2問(極限)
    3. 第3問(平面図形・最大値)
    4. 第4問(整数問題)
    5. 第5問(確率)
    6. 第6問(複素数平面)
  4. 全体を通して
  5. 次回までの宿題
  6. 次回は2025年度東大入試過去問の物理について御報告致します

成績は?

まず、点数を先にお伝えします。

2/25終了後時点での予想点数35点/120点
実際の点数38点/120点

予想よりも・・・

予想よりも低い云々以前に、これはかなりひどいです。今年は難化したとは言え、この難易度なら普通に80点を超えて当たり前でした。

難化に躓いたと言うより、計算ミスを途中でしまくり、見直しの過程で修正する中で脳のエネルギーを使い果たしてしまったり、すぐに解ける問題が全くなかったことからかなり焦ってしまった結果なのかなという印象です。

事前のコンディション調整が最悪だったのが強く影響してしまったのでしょう。

大まかな問題構成

今年も6題セットでした。問題としては去年と比べて難化しており、東大実戦模試に近いような雰囲気のある問題セットでした。

ですが、時間無制限であればある程度の方は満点を狙えると思います。ただ、如何せん時間が足りないので、計算ミスや計算放棄や論証不十分などで点数を落としていくことになるのでしょう。加えて、十分に論証したつもりが採点者に伝わっていないパターンも多いでしょう。

ちなみに、私は第1問→第2問→第3問→第6問→第5問→第4問の順番で解きました。

第1問(媒介変数)

後で振り返ると一本道だったのですが、(1)の計算が思ったよりややこしく、そこで頭のエネルギーを使い果たしてしまい、(2)が媒介変数の問題であることに気が付くことが出来ませんでした

(2)で力づくで計算しようとしてミスしまくり、修正・・・とやっていたら、(2)逆に混乱してしまい、更に取れるはずの(3)を解く時間も確保出来ませんでした。

(3)を先に解いていたら、(2)が媒介変数の問題だということに気が付くことが出来たかもしれないが、うーん・・・。

第2問(極限)

(1)はおまけ問題だったと思うのですが、(2)の極限計算が問題です。極限といえばはさみうちの定理が有名なのですが、何と何で挟めばいいのかが難しいのです。ちょっとでも論証が甘いとほとんど点数が残らないことが多いので、確実に説明し切る自信がなければ捨てた方が良いかと思います。

実際、予備校の解答速報みたら、こんなの思いつくわけないだろ!という感想と、これで東大の採点官は満点くれるのかなあ・最悪0点ありうるぞ、という感想しかなかったです。

第3問(図形・最大値)

正直、正方形という問題文に書いてある条件を最後まで見落としていたため、(1)から解くことが出来なかったのですが、実はこの大問は解くべき問題だったようでした。

問題文の条件を見落とすと、とんでもないことになります。ここまでいくら解けない問題が続いていたとしても、焦らずにしっかり問題文を理解する必要がありますね。

第4問(整数問題)

落ち着いて考えたらチョイ難くらいで収まっていたようではあるのですが、他の大問が全く完答出来ていない流れの中で解いたので、(1)を解くのが精いっぱいといった感じでした。

数学の恐ろしいところは、これまで順調に解けていたら自分の実力で解けない可能性が高いような問題でもトントン拍子で解けることがある反面、これまで不調なら自分の実力で十分対応出来そうな問題でもうまく解けなくなってしまうという、総合点で凄い波が出るリスクが高いという点です。

第5問(確率)

漸化式のように見せかけた数え上げの問題でした。今年の問題セットの中で一番難しかったのではないかと思います。

(1)の証明も、ちゃんと書こうとすると意外と難しいです。ただ、(2)が一番の難問です。考え方としては、全てのパターンを網羅するという、確率の問題らしい考え方なのですが、全てのパターンをもれなく数式化するというのは意外と難しいです。

検算もかなり難しく、自信をもって完答出来た人はかなり少なかったのではないかと思われます。

第6問(複素数平面)

(1)は余裕でしたが、(2)は割と難解で、(3)は全く手も足も出ませんでした。後で解答を見ると、極座標の問題だったようですが、そのあたりの勉強不足だったような感じです。

複素数平面をしっかり勉強すれば、取れたのではないかと思います。

全体を通して

東大模試よりやや難しいくらいの難易度ではあったのですが、80点/120点はほしかったのですが、そこが私の下手な部分であり、どうしようもないですね・・・。

結局・・・差がついたのは難しい問題がどれだけ解けるか、ではなく、基本的な問題をどれだけ正確に解けるか、でした。あと、凄く重要なのは、落ち着いて完答すべき問題を完答するということでした。

次回までの宿題

基礎からやり直す!!

次回は2025年度東大入試の物理について御報告致します

壮絶に事故りました。これでは理Ⅲは無理ですね・・・。理Ⅰなら受かるかもしれないのですが。

そして次は物理回ですね。物理もこの状態で受けたら地獄見そうですが・・・。

引き続きお付き合い下さい。

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