こんにちは、Dr. AMです。
2026年度共通テスト理科は 152点(物理76点・化学86点) でした。
手応えとしては「もっと取れていたはず」だったのに点が伸びない。
このズレの正体は、実力不足というより “見直しの設計ミス” であることが多いです。
本記事では、
- 物理:条件の読み落とし/大小関係/計算ミスを潰す「見直し3点セット」
- 化学:反応速度などで起こりやすい“単位・時間幅”の読み落とし対策
- 直前期~本番で崩れないためのチェックリスト
を、再現可能な形でまとめます。
1. 今年の構成
大きく10年前と変わっていないのではないでしょうか。
物理では、1問目は小問集合、2問目は力学、3問目は熱力学と波動、4問目は電磁気学でした。
そして、化学では、1問目は小問集合、2問目は物質の変化と平衡、3問目は無機化合物、4問目は有機化合物、5問目は高分子化合物でした。
【物理編】手応えと点がズレる理由=見直しが「解法確認」になっている
2. 物理の失点内訳
私の失点は大きく分けて3タイプでした。
- 条件読み落とし:円運動だと“思い込む”など(問題文にない条件を足してしまう)
- 大小関係の取り違え:電位・向き・符号など
- 計算ミス:立式は合っているのに数値で落とす
ここが重要で、解けなかったよりも “見直しで潰せたミス” が多い。
つまり、点数は実力より「見直し設計」で決まります。
3. 物理:見直し3点セット
物理の見直しは「解法が合ってるか?」だけだと甘くなります。
以下の順にチェックすると、実戦で効きます。
① 条件チェック(読み落とし/思い込み潰し)
- 「等速円運動」「摩擦なし」「断熱」「一様」など、問題文に書いてある条件だけを拾う
- 自分が頭の中で足した条件がないか確認(今回の私の“円運動化”ミスがこれ)
→ “条件は問題文にしかない” を徹底。
② オーダー・大小関係チェック(符号・向きの事故防止)
- 電位・電場・エネルギーは「増える/減る」の方向性を一度言葉で確認
- 途中式が合っていても、大小関係だけで落ちることがある
→ ここは 計算より先に日本語で確認。
③ 計算ミス検出(別解 or 典型値代入)
- 可能なら別解(エネルギー法/運動方程式など)で一致確認
- それが無理なら 典型値代入(極端値・単位・次元)で破綻チェック
→ 「合ってる気がする」を潰す工程。
4. 本番での時間配分(物理)
- 小問集合で詰まったら、最後の難問は即保留
- 大問は「立式まで到達→部分点確保」が最優先
- 見直し時間を 最後にまとめて10分 取る(ここが無いとミスは減らない)
【化学編】油断で燃えるのは「単位・条件」の読み落とし
5. 化学の失点で一番怖いパターン
化学の致命傷は、理解不足よりも 条件の読み落とし です。
今回の自分の反省はこれでした:
- 反応速度のデータが「10秒ごと」
- なのに “10秒” を計算に入れ忘れる
化学はこれで一撃死します。
6. 化学:1行で防げるチェック(反応速度テンプレ)
反応速度系は、解き始める前に これだけ確認します。
- 単位(mol/L・s・min)
- 時間幅(何秒ごと?何分後?)
- “平均との差”か“瞬間”か
この3点を、問題文に線を引いてから立式する。
これだけで事故が激減します。
7. 共通テスト化学で差がつくのは「無機の抜け」
上位層ほど二次対策の比重が高く、無機が薄くなりがちです。
共通テストは基礎中心なので、無機は やった分だけ点が安定します。
未完成なら、無機は「完璧」ではなく
- 典型事項(色・沈殿・反応の方向)
- 頻出の条件(加熱・水溶液・アンモニアなど)
だけを 短時間で埋めるのがコスパが良いです。
8. 直前1か月の設計(理科共通)
- 過去問は「解く」より「失点理由の分類」が目的
- ミスを ①条件 ②大小 ③計算 ④知識 に分けて、原因別ノートに集約
- 直前期は新しい参考書より 間違いノートの反復 が効く
9. 結論
物理・化学は、実力差以上に “見直し設計”で点が決まる 科目です。
- 物理:条件/大小/計算の3点セットで見直す
- 化学:単位・時間幅の読み落としをテンプレ化して潰す
この設計だけで、手応えと点数の乖離はかなり減らせます。
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京大医卒の医師|AIを家庭教師にして、勉強時間をどこまで短縮できるか公開実験中。働きながら、睡眠と生活を崩さず東大理三ボーダー超えを検証。勉強法・勉強時間・仕事量・得点推移を毎週公開。 ※医療の個別相談不可


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