”スプリングシャトル”  第3章【失敗だらけ!?】

スプリングシャトルの歴史

こんにちは、スプリングシャトルです。自己紹介のページです。

おしながき

  1. パチンコ
    1. パチンコ攻略法雑誌で書いてある攻略法を実践すると・・・
    2. 攻略法を研究すると・・・
    3. 違和感ありませんでしたか?
  2. 競馬
    1. 3年分くらいの競馬の払い戻しデータを検証した結果・・・
    2. 私の戦略の内容
    3. 今度こそ良い戦略!?
    4. そもそも的中数自体が・・・
    5. レース結果に基づいて戦略を最適化してしまうと・・・
    6. 当然の如く・・・
  3. 次回も引き続き、手を出したギャンブルについてお話します

パチンコ

パチンコ攻略法雑誌で書いてある攻略法を実践すると・・・

まず、パチンコにはまってしまいました。パチンコ攻略法雑誌がコンビニ等でよく売っているのですが、そこで興味本位で立ち読みした時に書いてあった攻略法を試したいと思ったのがきっかけです。

そして・・・何とその攻略法を実践したところ、スーパー海物語in沖縄2MTMSという、1/370くらいの大当たり確率の機種で、わずか26回転で確変大当たりを引くことが出来ました

攻略法を研究すると・・・

こうなると、元々の負けず嫌いな性格が逆に災いし、これよりも凄い攻略法を見つけてやる!と思って色々研究しました。その結果、「スランプグラフの形を見て大当たりのタイミングを予想出来る」という結論に至りました。そして、その方法を繰り返したところ、20万円ほどプラスになりました。

違和感ありませんでしたか?

皆様、ここまで読んで違和感を覚えませんでしたか?もし違和感を覚えたとしたら・・・大正解です!上記の結論は間違っております。

パチンコは、玉が入賞した時点で大当たりかどうか判定する仕組みになっており、大当たりが引けるかどうかはその判定の繰り返しによる偶然の結果なのです。当然のことながら、過去のスランプグラフを見たところで大当たりのタイミングは予想出来るものではありません

しかし、当時はデータの偏りを利用すればお金を儲けることが出来ると考えてしまっていました。そして、当然の如く、その後は負けを繰り返してしまいました。

最終的にはマイナス100万円くらいまでになりました。

競馬

3年分くらいの競馬の払い戻しデータを検証した結果・・・

そして、さすがにパチンコはダメだと考えて次に行きついた先は競馬でした。実はパチンコにはまりながらも同時進行で3年分くらいの競馬の払い戻しデータを検証していました。その結果、行きついたのが「異常オッズ」というものでした。

異常オッズとは、インサイダー情報を基に限られた買い目の馬券が大量に購入される結果、その買い目のオッズが異常に低いことを言います。

つまり、この異常オッズが生じた馬に便乗すれば、儲けることが出来るのではないかと考えたのです。

私の戦略の内容

“異常オッズ”を基に私が行き着いた戦略とは・・・複勝が異常に購入されている人気薄の馬の単勝馬券を購入する、これだけです。

何と、過去3年間検証すると、この戦略だけで回収率が200%を超えていました。念のためさらに3年間くらい検証したのですが、年単位でマイナスの年はなく、トータルでは回収率が150%となりました。

150%では不満があったため、回収率が可能な限り高くなるように戦略を微調整しました。その結果、過去6年間の検証で回収率が200%を超えるようになりました

今度こそ良い戦略!?

今度こそ良い戦略だと思いましたか?残念、世の中はそこまで甘くないのですね。

言うまでもなく、この手の戦略は、過去のデータを基にして将来を予想するようなタイプなので、統計学的有意性がしっかり確立していることが絶対条件なのですが、残念ながら、統計学を勉強した方であればお気づきかと存じますが、この戦略は統計学的に相当甘いです。

そもそも的中数自体が・・・

まず、複勝が異常に購入されている人気薄の馬が勝利したレース数自体が少ないです。

考えてみたら当然です。複勝が異常に購入されている人気薄の馬という条件に合っている馬自体が非常に珍しいです。確か、その条件に合致しているレースというだけで、1年間で200レース弱くらいだったかと思います。

更に、的中した時のリターンが大きいために回収率が高くなっているのですが、的中する確率自体は低いです。例えば、単勝50倍の馬で回収率200%となる場合、25回に1回的中する計算ですよね。実際には馬券によって1/10から1/150と大きく変動するのですが、平均すると1/20くらいだったと思います。かなり低い的中率ですね。

1年間でこの条件に該当するレース数が200弱くらいで的中率の平均は1/20くらい。つまり、1年間での的中数は10弱くらいとなります。

1年間も続けたにも関わらず、10すら的中数がございません。これが6年間蓄積したところで、統計学的に甘いのは当然でしょう。

レース結果に基づいて戦略を最適化してしまうと・・・

更に、「回収率が高くなるように戦略を微調整」してしまうと、バイアスが強くかかってしまいます。つまり、データを収集した範囲の時だけうまく行くように作られた戦略に過ぎず、今後うまくいく保証がないということです。

当然の如く・・・

というわけで、この戦略で長期的な成功は見込めないのです。

当時、私はそのことに気づくことが出来ませんでした。最初こそは20万円プラスになったり、単勝52倍くらいの単勝馬券の的中により一撃で26万円くらい儲けたりしたのですが、その後、当然の如くズルズル沈んで行きました。こちらもマイナス100万円くらいになったのではないでしょうか。

次回も引き続き、手を出したギャンブルについてお話します

自己流の甘い研究によって編み出した戦略であるにも関わらず、当時はその戦略を疑いもせずに実践した結果、パチンコで100万円、競馬で100万円もやられてしまいました。

客観的に見ればただのギャンブルに過ぎないのですが、当時は「一見ギャンブルだけど、戦略がある以上ちゃんとした”投資”だ」と思い込んでいたため、すぐに止めることが出来ませんでした。

これで終われば良いのですが、まだまだ終わりません。というより、次がラズボスレベルのギャンブルです。引き続きお付き合い下さい。

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