令和の虎 全会一致 Nothing 例1 第4章【反面教師】

令和の虎

こんにちは、スプリングシャトルです。以前、令和の虎で完全ALLになった完璧なプレゼンを紹介しましたね。これは非常に勉強になったと思うのですが、逆に完全に Nothing になるようなプレゼンも勉強になると思います

というわけで、今回は全会一致で Nothing になった例を紹介いたします。

以前の令和の虎についての記事:【もの凄く勉強になる】令和の虎 完全ALL 獲得例1 第1章 など

おしながき

  1. 前回のおさらい
  2. ヤン社長の質問
  3. 株本社長より
    1. 実際には厳しいのでは?
    2. 3万円の意味
  4. 奈々江ママより
  5. 六川社長より
  6. 再び株本社長からの適格な指摘
  7. 林社長からのありがたい指摘
  8. Last statement
  9. 次回は、Final Judgement timeでの結果と、全体を踏まえた考察についてお話します

前回のおさらい

まずは、前回のおさらいをします。

つなぐ アプリ で 施術院 を助けたい!【船田 睦】“:テーマは、”地域で院を開業している整骨院・鍼灸院・マッサージ院・整体院とセラピーを必要とする人たちをつなぐアプリで地域を元気にしたい!”です。

既に志願者が考えている資金と実際に必要だと考えられる資金との間に乖離があり、雲行きが怪しくなっている中で、何と、志願者が作成した資料に、”Naoru(林社長が出資したアプリ)には決定的な問題点がある“と書いてあったのです。

当然の如く、虎や主催に激詰めされることになります。絶体絶命のピンチだと思いきや・・・。

ヤン社長が一発逆転に繋がるかもしれない質問をしてくれます。さて、その質問とは??

ヤン社長の質問

ヤン社長は、志願者が外国の文字が沢山書かれているTシャツを着ているのに気づき、もしかしたらこの状況の一発逆転に繋がる何かではないかという質問をします。

それに対し、志願者は以下のようにお話します。

“ミャンマーに平和をというメッセージです。

ミャンマーは厳しい状況が続いており、自分が勤めている院はアジアンテイストのようにやっていることもあり、ミャンマー2年いたこともあり、また協力していかなければという思いがあり、このTシャツは事業がうまくいけば利益の1%分をTシャツ作成に還元してミャンマーの復興を応援したいと考えています。”

うーん、残念!今回のビジネスに関係しませんでした。

一発逆転のチャンス、見事に終了><

株本社長より

実際には厳しいのでは?

株本社長から以下のように諭されます。

“このアプリは誰でも思いつくが、実際には厳しいと思われます。”

エンジニアとして無料で開発出来る整骨院に通う人のフォロワーが大量にいて集客体制が整っている、偉い人とつながっているというようなのが劇薬ですが、もしなければ予算で勝負する必要があります。”

これに対し、志願者は、整骨院の場合セミナーや広告宣伝にお金をかける傾向があり、例えば関東の施術院では毎月3万円広告費にかけていることをお話します。

3万円の意味

これを受けて、株本社長は以下のようにお話します。

“3万円は今まで知らなかった人が知ってくれるから3万円払う価値があります。調べたら出て来るのであれば、わざわざ予約システムに1万円払いたくないです。”

途中で通せんぼするようでは整骨院の敵になってしまいます。新規の客の獲得は全然違い、むしろ通せんぼしているだけです。”

その通りですね・・・。広告の意味がなければ高いお金を払いたくないですものね。

奈々江ママより

奈々江ママは以下のように厳しい指摘をします。

何が出来るかってミャンマーの仕事するわけではない、Tシャツの利益を還元とかきれいごといっているだけにしか聞こえません。Instagramも人のものだし・・・。あと、HOGUGUとNaoruを出して人の揚げ足を取る人は成功しないと思っています。

何と、手厳しいですね。まあでも、その通りなのでぐうの音も出ないでしょう。

六川社長より

六川社長も以下のように指摘します。

ビジネスをはき違えています。利益を出せないと何も出来ません。ちゃんと経験しないとミャンマーに気持ちを持っていくことが出来ません。

実際に足で件数を取ると言っていたけどやってみたことはありますか。月に何件契約とれるか、クライアントの反応はどうかなど。

志願者は、知人に50人にランダム連絡したら、出来たらサービス加入すると言ってくれたのは2-3人いることをお話しますが、当然のように、六川社長は、知人は基準にしない方がいいと指摘します。

再び株本社長からの適格な指摘

ここで、株本社長が、以下のような指摘をします。

自分で経験したことがないから、この程度の根拠でこういう言葉を使った。コミュニケーション能力が低いのではないかという印象です。こういうことを言ってしまうと、まず反感を買います

本当に、その通りですね。

林社長からのありがたい指摘

最終判断の前に、林社長から以下のような指摘がありました。

“アクアポディガラク(志願者が所属している整骨院)には決定的な問題点がありますと言われても平気なタイプ、ありがたいと思うタイプかもしれません。”

“でも、ついつい僕は若林さん(Naoruの開発のための志願者)を守りたくなってしまう、なるほどと思うならいいけど、そんなに深く考えていないような人に言われるのは。Naoruは広げるの難しく1億円以上かかるプロジェクトである。誤解を解きたかった。”

言われて気にする人も多いので今後注意した方が良い。”

ここでようやく、志願者は謝罪し、いったんこの場は終わります。

いや、遅いっつーの!!

Last statement

そして、Last statementとなります。

“このアプリを広げられたら多くのお客様や院を守ることが出来る、多くの人を掬えると思う。このアプリを実現させたい。今ある院(地域の院)を守ることで、結果的にこのアプリの成功につながる。力を貸してください。”

次回は、Final Judgement timeでの結果と、全体を踏まえた考察についてお話します

一発逆転チャンスでも何でもありませんでした。そして、志願者はどんどん窮地に追いやられてしまいました

ただ、最終的には林社長と和解することが出来ました。これが、Final Judgementに響くかどうか・・・!?

そして、この動画全体から、考察するべき所を考察していきます。

引き続き、お付き合い下さい。

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