こんにちは、スプリングシャトルです。以前、令和の虎で完全ALLになった完璧なプレゼンを紹介しましたね。これは非常に勉強になったと思うのですが、逆に完全に Nothing になるようなプレゼンも勉強になると思います。
というわけで、今回は全会一致で Nothing になった例を紹介いたします。
以前の令和の虎についての記事:【もの凄く勉強になる】令和の虎 完全ALL 獲得例1 第1章 など
おしながき
前回のおさらい
まずは、前回のおさらいをします。
“つなぐ アプリ で 施術院 を助けたい!【船田 睦】“:テーマは、”地域で院を開業している整骨院・鍼灸院・マッサージ院・整体院とセラピーを必要とする人たちをつなぐアプリで地域を元気にしたい!”です。

希望金額は505万円ですが、このお金でどうやって回すのかの質問を中心に、虎からの厳しい指摘が飛んでいましたね。アプリを開発し、流行らせるためには億単位のお金が必要なのです。
志願者の見通しが甘いのではないかということで、雲行きが怪しくなってきました。
そして、追い打ちをかけるように、新たに別の問題が浮上してきました。その問題とは!?
資料に”NaoruやHOGUGUには〇〇”と書いてあった!
ここから、林社長の本格的な激詰めが始まります。
林社長からの激詰め

知人ベース、足で稼いで、業界雑誌に載せて、それで広がったら誰も苦労しないと思ってしまいます。こんな安易な発想の方には”Naoru(林社長が出資)やHOGUGU(竹ノ内社長が出資)には決定的な問題点がある”と書かれてしまうと・・・、とお話します。
何とプレゼン資料に・・・

そうです。この志願者は、プレゼン資料に、「NaoruとHOGUGUには決定的な問題点がある」と書いていたのです。言うまでもなく非常に失礼ですよね。虎として誰が出るか分かっていなかったとは言え、林社長もしくは竹ノ内社長のどちらかが出演する可能性は十分に予期出来たはずです(特に、林社長の出演率は非常に高いです)。
それなのに、プレゼン資料にこのようなことを書くというのは、普通の感覚ではあり得ません。当然、この記載についての様々な虎からの激詰めが続くことになります。
志願者の解答(?)
志願者は、以下のようにお答えします。

“施術院にとってメリットはアプリを持っている施術院は少ない、つなぐアプリを持つことでお客様と継続的に繋がることが出来る、リピートの促進にもつながる。接骨院からも他の院の情報を知ることが出来る。既存のお客様を大切にしながら新規獲得にもつながる。
スマホのアイコン上で画面が出るので、いつも目にするという点から、来院の動機になりやすい。
新規獲得という話では今までいったことがない人でもいったことがある人でも市場規模は凄いと思う。200人は登録してくれると思われる。
クーポンの配信についても考えている。施術院にもクーポンを配ることで継続的な使用・・・。”
「決定的な問題点がある」という話の答えになっていませんよね。
主催の岩井社長が動く
ここで、主催の岩井社長が動きます。

“Naoruは林が投資したことは分かっている、HOGUGUも竹ノ内社長が投資したのも分かっていると。
その状況で、わざわざ書いたということは、何か言葉があるはず。全然違うことを話しているのは意味が分からない。ちゃんと返さないと。
スルーする程失礼なことはないで。”
志願者の解答(Take 2)

というわけで、ここから志願者の解答になります。
NaoruとHOGUGU気軽に出来るアプリ、予約から決済までスムーズなのでいいアプリであり、Naoruも安心安全を提供出来ているのは良いと思われます。
ただ、2つとも登録しているスタッフの不足、供給が不安定になる懸念があります。
また、操作が複雑で、シルバー世代には難しいでしょう。
あと、コロナ禍と言っても出張を希望する人は多くなく、出張だけにサービスを絞るのは厳しいと思います。
このようにお答えしました。ようやく、答えという体にはなりました。
NaoruやHOGUGUに対する志願者の指摘に対して・・・
林社長が以下のようにお話します。

Naoruのことを正確に理解されてないのではないでしょうか。人数が少ないとお話したけど、HOGUGUやNAORU以上に登録するのは無理ではないかと思います。業界雑誌だけでは集まらないです。
少ないと言うなら、それを超える凄いものが言えないとダメだと思います。
とお話しました。
岩井社長も再び・・・
岩井社長も動きます。
“自分が出資しているものを否定されたら気分がいいわけがないですわな。なんでわざとその2つの名前を出して挑戦したのか良く分からない。”
私も良く分かりません。
ここで奈々江ママや六川社長からも・・・

奈々江ママも以下のようにお話します。
“高齢者であればある程アプリを使える人少ない。その程度のお金でも無理だし・・・。何を言いに来られたのかよく分からない。”
六川社長も以下のようにお話します。
“揚げ足取りにしか聞こえない。多分出来ない。経験不足だろう。会費を払って参加する意味が見当たらない。1万円払うくらいなら企業努力をして院を盛り上げる努力するのでは?”
うーん、フルボッコですね。
次回はヤン社長からの指摘で場が一転するかも!?

ここまで、志願者のnothingはほぼ決まりのような雰囲気ですね。
しかし、ここでヤン社長が動きます。完全ALLへの道に繋がるのか!?
引き続きお付き合い下さい。
内科専門医。現在、ドラゴンシャトル2(内科専門医試験を手堅く合格しながら、東大入試284点(96点差落ち)から1年で東大理Ⅲのボーダー超えを狙う企画)を開催中!フォローすると良いことあるかも!?


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