説得力があるプレゼンに不可欠な基礎事項 第3章【出来て当然!】

プレゼン

こんにちは、スプリングシャトルです。今回は、説得力があるプレゼンをするためにはどうすれば良いかについてお話します。

説得力のあるプレゼン作りは、金稼ぎに直結します。当然ですよね。説得力があるプレゼンが出来なければ、他人を動かすことは出来ないし、そうなるとお金を集めることも出来ません。

ということで、見て行きましょう!

おしながき

  1. 前回のおさらい
  2. 私はどちら側か?
  3. 反論に対して答えるハードルの差
    1. エビデンスレベルの基本的な考え方
    2. 今回の場合
  4. Bの実行可能性
  5. Aに対する反論って答えやすいのか?
  6. 反論に答えてからの展望
  7. そのため・・・
  8. 最初からそのサイドの意見だったのか?
  9. A側かB側かということはポイントではない
  10. 次回でまとめます

前回のおさらい

まずは、前回のおさらいをします。

文献検索の上でちゃんと参照文献を示して初めて、議論というものが成立します。ただ、参照文献を示すのはスタートに過ぎません。当然、その参照文献を基に議論が広がっていくことになります。

本章では、私の個人的な意見を紹介しながら、どのように議論が展開していくのかの展望をお話します。

私はどちら側か?

これまで書いてきた内容を踏まえて私はどちら側の意見か発表しましょう。実は・・・A側(ワクチン賛成派)でした。

理由としては、Aに対する反論に答えるのは、ある程度は出来そうであるのに対し、Bに対する反論に答えるのは厳しいからです。

反論に対して答えるハードルの差

エビデンスレベルの基本的な考え方

まず、エビデンスレベルの基本的な考え方を確認しましょう(画像はhttps://www.futagi-dental.com/pdf/index/01.pdfより転用)。

どれだけ権威のある先生がお話している内容であっても、統計学的有意性の方が優先されるのですね。

考えてみたら当然ですよね。どれだけ権威のある先生が話している内容であっても、必ず正しいとは限りません。実際に正しいかどうかが検証されなければいけません。

逆に言えば、十分に検証されている部分を引用すれば、”エビデンスの高い部分からの引用”ということになります。

今回の場合

Aの参照文献の中で使用した部分のエビデンスは3程度と考えられるのに対し、Bの参照文献の中で使用した部分のエビデンスは6に過ぎないのです。

どちらも論理を組み立てる上で使えそうなエビデンスレベル1aのデータが見当たらなかったのですが、コロナ蔓延し始めたのが比較的最近だから、まだメタアナリシス等の数が少ないという事情があるのでしょう。

いずれにせよ、エビデンス3と6では、エビデンスの差が明らかです。

Bの実行可能性

また、ウイルス量をピーク時の1/100に抑えるように手洗い・うがい・マスク着用等を徹底ということが現実的に可能でしょうか?この質問をされてしまうと、B側としては厳しいです。

マスクについて考えて頂けると一番分かりやすいかと思います。

日本は直近2-3年でマスク着用率が85-90%と比較的高いですが、最近”同調圧力”というワードが目立つようになってきています。

そして、インフルエンサーと呼ばれている人たちが、”日本だけマスクをほとんどの人がつけているのはどうかしている”と言っているのを何も考えずに間に受けて、どんな時でもマスクを外そうという人がちらほら出てきています。

このような訳の分からない動きが出てきている背景に、「どんな時でもマスクをするべきだ」vs「どんな時でもマスクをしない」という構造が垣間見られるのですが、それについて議論すると収拾がつかなくなるので止めておきます。

興味がある方は、厚生労働省のマスク着用基準について御自身で調べて見て頂けると幸いです。

何が言いたいかというと、こうした状況で、ウイルス量をピーク時の1/100に抑えるようにマスク着用を徹底させることが出来ますか

私には不可能としか思えませんが、いかがでしょうか。

Aに対する反論って答えやすいのか?

ただ、Aに対する反論も、実は答えるのは難しいです。超過死亡率に対する文献として、これ以上のものはないからです。

言い換えると、その反論の通り、他の要因の影響は否定出来ないのです。

ですので、コロナワクチン自身の効果を証明した論文もしくは研究データを探し、コロナワクチン自身にも効果がありますよということを伝える必要があります。

そこでリサーチすると・・・第Ⅲ相までは終わっている海外における臨床試験、国内における臨床試験の結果が出て来ますね。コロナワクチンによる交代価の上昇、発症数の低下が有意にあることが示されています。

そのデータを用いて、反論に答えることになるのです。

反論に答えてからの展望

ここから、

B側:「だからといってコロナワクチンによって生かされる数がそれにより殺される数よりも多いということにはならない」
A側「それなら、他の解釈はありうるのか」

といったように議論が広がっていくのです(色々なパターンがあると思います)。

そのため・・・

2022年12月現在、A側は議論が広がる余地があると思われるのに対し、B側は反論すら難しいため、私の意見はA側(ワクチン賛成派)です。

※コロナワクチンによる強い副作用歴やリスクがある方等についてはこの限りではありません。

最初からそのサイドの意見だったのか?

ただ、コロナが話題になってからずっと完全にA側だったわけではありません。

私は、その時点その時点で、A側とB側のそれぞれのエビデンスレベルに基づき、どちらが正解である可能性が高いかを考えてきました。

我々は神様ではないので、絶対〇〇が正解だと最初から分かるわけではないのですよね。

ですから、どちらが正解である可能性が高いかを示唆するエビデンスの質・有無を吟味した上で、正解の確率が高い方はどちらかを常に考え続ける必要があるのです。

その結果、現時点でA側の意見なのですが、今後、別のエビデンスが凄く高い論文が出てきた場合、B側の意見に変わるということはあり得ます。

A側かB側かということはポイントではない

前ページにも書いたのですが、誤解されないようにはっきりと言っておきます。

エビデンスの質・有無を吟味した上であれば、A側でもB側でも良いと思っています。

どちらにせよ、議論をする場合は何かしらのエビデンスが絶対に必要だという話をしているのです。

次回でまとめます

ということで、私はA側(ワクチン賛成派)なのですが、今後もその時点でのエビデンスを吟味しながら再考し続けていく予定です。

次回で、これまでの話をまとめます。引き続きお付き合い下さい。

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