説得力があるプレゼンに不可欠な基礎事項 第4章【出来て当然!】

プレゼン

こんにちは、スプリングシャトルです。今回は、説得力があるプレゼンをするためにはどうすれば良いかについてお話します。

説得力のあるプレゼン作りは、金稼ぎに直結します。当然ですよね。説得力があるプレゼンが出来なければ、他人を動かすことは出来ないし、そうなるとお金を集めることも出来ません。

ということで、見て行きましょう!

おしながき

  1. まとめ
    1. このシリーズを書いた理由
    2. コロナワクチンをテーマに
    3. 議論の広がり方
  2. Take home message

まとめ

ここまでのお話をまとめます。

このシリーズを書いた理由

これまでの一連の記事は、上記の残念なリプライから始まりました。驚いたのですが、冷静になって考えると、文献検索・参照文献の提示の大切さを理解していない方は世の中に沢山いらっしゃるのかもしれません。

文献検索・参照文献の提示は、プレゼンの説得力を出すのに必要不可欠です。説得力のあるプレゼンが出来ないと、本サイトのテーマである金稼ぎは不可能です。

コロナワクチンをテーマに

ということで、説得力のあるプレゼンをする方法についてお話することにしたのですが、ここまでコロナワクチンをテーマとした賛成派と反対派の議論という形を用いて考察してきました。

A「コロナワクチンは打つべきです。何故なら、超過死亡率は、平均寿命が長ければ長いほど高くなるものであるにも関わらず、右の表のように、コロナワクチンの接種率が良い国では超過死亡率が少ないからです(JAMA Netw Open. 2022 Oct 3;5(10):e2237528)。また、ファイザー社のワクチンは海外・国内のいずれの臨床試験ともに高い効果を認めており(厚生労働省の”新型コロナワクチンについて”より)、その点からも、コロナワクチンは超過死亡率を抑えるのに役立っていると考えます。」

B「コロナワクチンは打つべきではありません。ウイルスの性質上、ウイルス量をピーク時の1/100に抑えることが出来たら感染リスクはほとんどなくなるのだから、わざわざ副作用リスクのあるワクチンを使うより、ウイルス量をピーク時の1/100に抑えるように手洗い・うがい・マスク着用等を徹底する方がリスクベネフィットの観点で合理的だからです(宮沢孝幸 コロナワクチン失敗の本質より)。」

議論の広がり方

このレベルになってようやくスタートラインです。逆に、参照文献が抜けていたり、そもそも文献検索すらした痕跡がないようなプレゼンは問題外です。

これらのプレゼンにも突っ込まれる部分がございます。そして、突っ込まれた場合、文献検索を基に切り返していきます。そして、更に突っ込まれ・・・を繰り返して、議論が進んでいくことになります。

私は2022年12月現在ではコロナワクチン賛成派ではあるのですが、結局はコロナワクチンが妥当かどうかを示すエビデンスが今後どのように出て来るのか次第だと思っています。

コロナワクチンが妥当かどうか自体は結果論に過ぎず、エビデンスレベルが高い文献をアップデートしながら、常にコロナワクチンが妥当である確率と妥当でない確率を比較し、どちらの確率が高いのかを考え続ける必要があります

このように、プレゼンや議論は、エビデンスが基本であり、そのために文献検索や参照文献の提示が必要不可欠なのです。

Take home message

プレゼンや議論は、文献検索や参照文献の提示が出来て初めて成立します。ただ、まだスタートラインに過ぎず、更に掘り下げて行く必要がございます。

とても一朝一夕で身につくものではありませんよね。

ということで、普段からエビデンスを意識し、文献検索や参照文献の提示を習慣とする必要があります。結構大変なのですが、当サイトのテーマである金稼ぎには必要不可欠!頑張りましょう!!

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