AI社会を生き抜くためには 第2章【知らなければ仕事がぁぁぁ!】

AI

こんにちは、スプリングシャトルです。今回は、AI導入の拡大によって世の中がどう変わるかついてお話し、こうした世の中で生き抜くためにはどうすれば良いのか考察して行きます。

おしながき

  1. 前回のおさらい
  2. 〇〇に取って代わられる・・・というのは初めてではない
  3. 江戸時代の仕事
    1. 衰退もしくは消滅している仕事も
    2. 文明開化によって一度新規出現したが衰退してしまったパターンも
  4. 次回は、単純に仕事がなくなるだけなのかどうか考察します

前回のおさらい

まずは、前回のおさらいをします。

AI導入により、我々の仕事効率は高まるのですが、いいことばかりではありません。我々の仕事全てが、AIに取って代わられるリスクがあるのです。特に、事務関連の仕事はAIに取って代わられるリスクが極めて高いです。

こうした状況の中で、我々はどう動くべきかの考察が必要です。

当ページでは、その考察をするに当たり、今までの文明の歴史を振り返っていきます。

〇〇に取って代わられる・・・というのは初めてではない

AIの拡大は仕事のモデルを変え得る大きなイベントではあるのですが、こうしたイベントは今までの歴史を考えると決して初めてではありません。特に、明治時代以降、文明開化していくにつれ、仕事のモデルは劇的に変わっています。

江戸時代の仕事

衰退もしくは消滅している仕事も

明治時代以降の仕事の大きな変化を考えるために、江戸時代にはどのような仕事があったのか確認してみましょう(飯田泰子 江戸の仕事図鑑より)。

大枠の仕事は、商い・住まい・味わい・養生(医者)・祈りに区分出来ます。いずれも令和5年現在でも残っていますね。ただ、もう少し詳しく見てみると、2023年現在で、衰退もしくは消滅している仕事は非常に多いです。

例えば、運輸関連の仕事を見てみると、船頭や馬借や飛脚といった仕事は現在ほとんど見かけません。より早い交通手段が出て来ると、当然のようにこういった仕事は衰退していくわけです。また、油売りも今はほとんど見かけませんね。提灯を使うことが非常に珍しくなったからです。

あと、江戸時代には神道や仏教に基づいて祈る仕事は非常に多岐にわたっていたのですが、現在は神社や寺にほとんど限定されていますよね。

このように、文明開化や考え方の変化により、江戸時代と比べて大きく衰退あるいは消滅した仕事は沢山あるのです。

文明開化によって一度新規出現したが衰退してしまったパターンも

また、文明開化が進むにつれて一旦新たに出現したが衰退した仕事もありますね。

電話交換手は好例です。電話という技術が導入されることにより、電話を繋ぎ換える仕事というものが必要になったのですが、技術の進歩が更に進んだために、電話を繋ぎ換えるのも自動化され、こういった仕事の需要がなくなったのです。

ということで、これまでも科学技術の進歩により、多くの仕事がなくなってきたのです。AIが仕事を奪うとか騒がれていますが、決して今に始まった話ではないのです

次回は、単純に仕事がなくなるだけなのかどうか考察します

このように、文明が仕事を奪う例は今までも非常に多かったのです。では、文明が発展していけばいくほど、仕事は減るのでしょうか?

次回はそのポイントをお話しながら、我々の今後の動き方を考察します。引き続きお付き合い下さい。

コメント

タイトルとURLをコピーしました