2024年度東大入試 結果報告 数学編【ドラゴンシャトルの結果は】

2024年度東大入試

こんにちは、スプリングシャトルです。いよいよ本番!!今回は2024年度東大入試の結果報告です。

おしながき

  1. 成績は?
  2. 予想よりも・・・
  3. 大まかな問題構成
    1. 第1問(軌跡)
    2. 第2問(積分・最大値・最小値)
    3. 第3問(漸化式を用いた確率)
    4. 第4問(交点の数)
    5. 第5問(体積)
    6. 第6問(整数問題)
  4. 全体を通して
  5. 次回までの宿題
  6. 次回は2023年度東大入試過去問の物理について御報告致します

成績は?

まず、点数を先にお伝えします。

2/25終了後時点での予想点数75点/120点
実際の点数68点/120点

予想よりも・・・

予想よりも低い云々以前に、これはかなりひどいです。この難易度なら普通に100点を超えて当たり前でした。

解いた時の感触は105/120点くらいだったのですけどね・・・。うーん。。

難しくて解けなかったというより、問題を読み間違えたり計算間違えたりして大量減点されたであろう問題がかなり目立ちました

大まかな問題構成

今年も6題セットでした。問題としては去年と比べて超絶易化しており、一瞬「京大と間違えたかなあ」と思ってしまうレベルでした。

ですので、時間無制限であればある程度の方は満点を狙えると思います。ただ、如何せん時間が足りないので、計算ミスや計算放棄や論証不十分などで点数を落としていくことになるのでしょう。加えて、十分に論証したつもりが採点者に伝わっていないパターンも多いでしょう。

ちなみに、私は第2問→第1問→第4問→第5問→第6問→第3問の順番で解きました(※確率は運ゲー要素が強いと思ったため、勝負を避けましたが、時間余ったため最後向き合いました)。

第1問(軌跡)

一本道で迷う所はなかったのですが、この問題の厭らしいところは、原点を最後に除かなければいけないところです。

このレベルの問題ですと、減点ポイントはそれくらいしかないので、1-2点くらいの減点で良いような部分ですが、実際には恐らく4-5点くらいは引かれたのではないでしょうか。

第2問(積分・最大値・最小値)

積分の基本が分かっていたらそれ程迷わないのですが、式変形がやや煩雑で、時間がとられてしまいました

第3問(漸化式を用いた確率)

漸化式を用いた確率ですが、漸化式をうまく整理しないと森に迷うような問題でした。

最後の最後でミスをしたのですが(nが奇数の時に0にしなかったミス)、問題がやや難し目な分、減点は少ないと予想していたのですが・・・。

理3合格者の多くが完答していたのかもしれません。

第4問(交点の数)

計算が煩雑ですが、問題としては難しくなく、完答すべき問題でした。なんでx=2を代入したときの値を間違えてしまったのだろう・・・

それのせいで答えが変わってしまった汗

ということでこれによる減点がかなり大きかったと予想します汗

第5問(体積)

空間図形の問題は総じて難しく、部分点稼ぎ狙いということが非常に多いのですが、今回は数少ない例外だったかと思います。

ただ、引っ掛けポイントが1つありまして、最近点が正しくとらえられないと、答えが変わってきます。見事に引っかかってしまいました。ポイントとしてはその点くらいなので、こういうところで引っかかってしまうと、部分点はほんのちょっとしか期待できないでしょう。

第6問(整数問題)

(1)は余裕でしたが、(2)は非常に難解でした。まあ、限られた時間の中であることを考えると、捨て問で良いでしょう。

全体を通して

東大模試よりやや易しいくらいの難易度であり、100点/120点はほしかったのですが、そこが私の下手な部分であり、どうしようもないですね・・・。

結局・・・差がついたのは難しい問題がどれだけ解けるか、ではなく、基本的な問題をどれだけ正確に解けるか、でした。やはりこれだけ穴だらけでは、いくら発想力を鍛えてもどうにもならない部分があったのです。

次回までの宿題

基礎からやり直す!!

次回は2024年度東大入試の物理について御報告致します

結構事故りました。これでは理Ⅲは無理ですね・・・。理Ⅰなら受かるかもしれないのですが。

そして次は物理回ですね。物理もこの状態で受けたら地獄見そうですが・・・。

引き続きお付き合い下さい。

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