こんにちは、スプリングシャトルです。今回はFIREについてお話しようと思います。皆様はFIREを達成したいですか?
おしながき
FIREとは

FIREはFinancial Independence, Retire Earlyの略で、経済的自立と早期リタイアを意味します。
億万長者になって、あとは仕事せずにのんびり、というパターンもあるのですが、最近はある程度のお金を貯蓄した上で、資産運用を前提とした早期リタイアが多くなってきているようです。
FIRE体験者談

仕事のわずらわしさから解放された、自分の時間が増えて趣味に当てられるようになった、等の声がございます。他方で、将来に対する不安の声もございます。
要するに、メリットは時間的自由が増えることであり、デメリットは将来想定外のことが起こったら・・・ということですね。
FIREって現実的なのか?
FIREについての研究

仕事を辞めたら食べていけなくなるのでは?という疑問が浮かびますよね?これに関しては興味深い研究がございます。
1998年に米トリニティ大学のグループによって発表された資産運用に関する研究では、毎年資産運用額の4%未満を生活費として切り崩していけば、30年以上が経過しても資金が尽きる確率は非常に低いと言われています(早期リタイアしたい人必見!アーリーリタイア(F.I.R.E)の「4%ルール」とは?)。
用意すべき金額

総務省の家計調査報告では2020年の単身世帯の平均支出が年間約180万円であることを考えると、最低でも4500万円は用意する必要があります。
もう一度言います。最低でも4500万円です。
これだけの金は一般の仕事だけでは・・・
これだけのお金をどうやって用意すれば良いのでしょうか。

日本人の20台-30台の平均年収は400万円前後ということを踏まえて、これだけの資産を用意するのにどれだけの時間がかかるか考えて見ましょう。
単身世帯であっても平均支出を引いて、それ以外のお金はかかっていないと仮定しても、年間220万円だけしか貯金出来ないということになります。そうなると、4500万円貯めるには、20年はかかってしまう計算になります。

更に、予期せぬ出費がない、ということはありえないので、実際に単身のままであっても、4500万円貯めるには30年はみておかなければならないでしょう。お金が貯まったころには定年退職も近いですね。
更に結婚して子供が出来た場合、もっとお金を貯めるのが難しくなるでしょう。
ということで、一般的な仕事をするだけではFIREは困難です。
次回はFIREのためのお金を用意する方法を考察します
FIREって素敵!!・・・いやいや、まずFIREを実現するのは非常に険しい道のりですよ?普通に働いてもダメそうです。
ということで、次回はどうやってお金を用意するかについて考察します。引き続きお付き合い下さい。
内科専門医。現在、ドラゴンシャトル2(内科専門医試験を手堅く合格しながら、東大入試284点(96点差落ち)から1年で東大理Ⅲのボーダー超えを狙う企画)を開催中!フォローすると良いことあるかも!?



コメント