第1回東大実戦模試 結果報告 数学編【ドラゴンシャトルの行方は】

2023年第1回東大実戦模試

こんにちは、スプリングシャトルです。今回は第1回東大実戦模試の結果報告です。

おしながき

  1. 成績は?
  2. 予想よりも・・・
  3. 大まかな問題構成
    1. 第1問(確率)
    2. 第2問(極限)
    3. 第3問(空間図形)
    4. 第4問(整数)
    5. 第5問(楕円)
    6. 第6問(整数)
  4. 全体を通して
  5. 次回までの宿題
  6. 次回は東大実戦模試の英語について御報告致します

成績は?

まず、点数を先にお伝えします。

8/13終了後時点での予想点数80点/120点
実際の点数56点/120点
偏差値63.9
順位654位/7515人

予想よりも・・・

うーん、予想よりも低いですね。そもそも、受験前は100点取るつもりで受けていたのですが、第4問以降急激に集中力が落ちたのと、第2問が満点取っていると思っていたが、実際は6/20点しか入らなかったのが効きました。

大まかな問題構成

今年も6題セットでした。問題としては第1回駿台全国模試よりは難しかったと思いますが、東大本番でこのセットが出たら、5完はしたいようなレベルでした。

ですので、時間無制限であればある程度の方は満点を狙えると思います。ただ、如何せん時間が足りないので、計算ミスや計算放棄や論証不十分などで点数を落としていくことになるのでしょう。加えて、十分に論証したつもりが採点者に伝わっていないパターンも多いでしょう。私もまさにそのような感じですね。

第1問(確率)

こちらは、20点満点中19点でした。

基本問題だとは思うのですが、計算が間違っていたら恐らく本番の採点だと部分点はほとんど来ないでしょう(東大では、平均点が高い設問は採点が厳しく、平均点が低い設問は採点が甘くなると言われているようです)。緊張感が凄く、見直しに時間を取られてしまいましたこの1題で20分以上時間を取られたのは正直痛いです。

東大本番までに、このような問題に対する対応をどうするかちゃんと決めておかないといけないですね。東大理3問題なく合格するようなレベルまで到達出来ていれば堂々と見直しすれば良いですし、逆に当落線上もしくは合格望み薄であれば、見直しせずにさっさと次の問題に行くというギャンブルをした方が合格の可能性は上がるでしょう。

第2問(極限)

こちらは、20点満点中6点でした。うーん、いけませんなあ。

この問題が、数学の点数が伸び悩んだ大きな理由の1つとなってしまいました。

(1)はなんちゃって問題です。こんな問題を失点していたら話になりません。

問題は (2)です。

極限の計算は挟み撃ちの定理と(1)を使えば終わりですが、説明を大分端折ってしまいました。その結果、ほとんど点数が入りませんでした。極限での減点は全く予想外だったので、見事に不意打ちを食らった形となってしまいました。

第3問(空間図形)

こちらは、20点満点中18点でした。

出ました、東大得意の空間図形問題です。とはいえ、空間図形としての処理は非常に平易でした。ただ、計算が煩雑で、最後の最後で手痛いミスをしてしまいました・・・残念。 このあたりから集中力が落ちて行きます。

第4問(整数問題)

こちらは、20点満点中5点でした。

整数問題は苦手ではないはずなのですが、うまく解けませんでした。第1-3問で時間を食った焦りが出てしまったものだと思います。そんなに難しくないはずなのですが、数学的帰納法をちゃんと理解してなかったのと、ユーグリッドの互除法は高校範囲外だと決めつけてしまっていました。復習します><

第5問(楕円)

こちらは、20点満点中3点でした。酷い・・・の一言に尽きます。

楕円まだ出るのですか・・・。二次曲線は範囲外だと思い込んでいたので、見事な不意打ちですね。せめて楕円の接線をちゃんと覚えていたら・・・。

第6問(整数)

こちらは、20点満点中5点でした。第1問から第3問までで合計43点、第4問から第6問までで合計13点と、典型的な集中力転落パターンですね。ちなみに、大門毎の平均点と比較しても、やはり後半については平均を割っている有様です。

(1)は問題ないのですが、ここで計算ミスをしてしまいます。幸い時間内に気づいて、修正出来たのですが、ここで結構時間を取ってしまいます。

(2)はそれ程難しくありませんが、やはり説明部分で手痛い減点が・・・。

(3)もそれ程難しくないはずなのですが、時間があまり残っていませんでした。計算量は膨大なので、この問題を残り時間が少ない中での時間内で解くのは厳しいです。

全体を通して

明らかに東大理系数学本番よりは簡単な筈です。これが東大理系数学の本番で出題されたら、東大理科Ⅲ類合格するためには恐らく100点/120点は欲しいですし、理科Ⅰ類でも7割はなければ話にならないと思います。

とはいえ、計算力・集中力・解法パターンの習得が求められます。あとは集中力をどうやって維持するか時間が足りない焦りをどうやって抑えるかですね。結局、数学に時間をあまりかけることが出来なかったのが敗因ですかね・・・。早く東大の理系数学25年終わらせないと・・・。あとは東大実戦や即応オープンの問題集なども余裕があればやりたいです。絶対的な演習量不足感があります><

次回までの宿題

計算力や集中力UP、東大の理系数学を早く1周する

次回は東大実戦模試の物理について御報告致します

不本意回でした。しかし、次は物理回ですね。物理の場合、前回のような出来だと、一応平和会で済むのですが・・・。

引き続きお付き合い下さい。

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