第1回駿台全国模試 結果報告 数学編【ドラゴンシャトルの行方は】

2023年第1回駿台全国模試

こんにちは、スプリングシャトルです。今回は第1回駿台全国模試の結果報告です。

おしながき

  1. 成績は?
  2. 予想よりも・・・
  3. 大まかな問題構成
    1. 第1問(小問集合)
    2. 第2問(空間ベクトル)
    3. 第3問(有理数問題)
    4. 第4問(領域問題)
    5. 第6問(理3型選択問題)
  4. 全体を通して
  5. 次回までの宿題
  6. 次回は駿台全国模試の英語について御報告致します

成績は?

まず、点数を先にお伝えします。

5/28終了後時点での予想点数156点/200点
実際の点数143点/200点
偏差値69.6
順位910位/26238人

予想よりも・・・

うーん、予想よりも低いですね。そもそも、受験前は180点取るつもりで受けていたのですが、大問1つで場合分けを完全に忘れてしまい、悲惨なことになったのが効いてしまいました。残念。

大まかな問題構成

今年も小問集合1問と大問4問の5題セットでした。問題としては標準レベルの中で時々難問が混ざっているという感じです。ですので、時間無制限であればある程度の方は満点を狙えると思います。ただ、如何せん時間が足りないので、計算ミスや計算放棄や論証不十分などで点数を落としていくことになるのでしょう。

第1問(小問集合)

こちらは、40点満点中36点でした。本来は満点取るべきブロックですが、1問取りこぼしてしまいました。

(1)は確率の基本ですね。ただ、(1-3)は盛大に問題を読み間違えてしまいました><。一応言い訳しますと、条件付き確率は現行カリキュラムにおいて試験範囲外だと聞いていたので、条件付き確率の題意ではないと勝手に思い込んでしまいました><

(2)は・・・途中で計算ミスをして一瞬訳が分からなくなったのですが、それ以外は言うことがありません。数列の基本問題です。

(3)は意外と難しかったです。三角関数の合成の問題なのですが、f(θ)をtを用いて表すのは意外と難しかったです。その後の異なるθが3個存在するような実数aの範囲についても、二次関数の解の個数の基本知識がすぐにアウトプット出来ないと難しいでしょう。基本事項ではあるのですが、なかなか奥が深い問題でした。

実は、この大問1で25分も使ってしまいました>< これも敗因の1つです。

第2問(空間ベクトル)

こちらは、40点満点中22点でした。うーん、いけませんなあ。

これは東大で頻出ですね。とはいえ、難易度は結構高いです。(3)出来た方どれだけいらっしゃいますでしょうか?ちなみに私は半分くらいしか出来ませんでした。

(1)(2)はさすがに出来ないと話になりません。

(3)も解説見たらなんとなく分かるかと思うのですが、この解法に至るためには、求める図形が空間的にイメージ出来ていなければいけません。これを制限時間内でイメージ出来るようになるためには、相当な訓練が必要です。私も東大の過去問を解いていて、空間認識は課題だなあと感じていたのですが、まだ対策まで行き届いていませんでした。ですので、きっちりやられてしまいました笑。

第3問(有理数問題)

こちらは、40点満点中32点でした。十分に証明し切ったつもりでしたが、採点者にうまく伝えられなかったようです。

有理数という条件を用いて色々な内容を証明していく問題です。一見重厚感があり、非常に解き辛そうに見えますが、実際に解いてみるとそれ程難しくありません。とはいえ、式の変形の工夫は最低限要ります。この程度の工夫が出来ないと、東大理系数学はとても解けません。出来なかった方はすぐにでも対策して下さい!

とはいえ、私も何故か8点くらい減点食らっていました。証明問題は、ちゃんと証明したつもりでも相手に伝わらないと意味がないので注意が必要です。

第4問(領域問題)

こちらは、40点満点中13点でした。これは満点取るべき問題だったのですが、場合分けを忘れてしまった結果、悲惨なことに・・・

場合分けに気づかないペナルティは想定よりも重かったです。。

やはり領域は個人的に苦手です。というのも、どこか必ず漏れてしまうからです。

この問題は、場合分けが必要なのに気づけるかどうかがポイントの全てです。

第6問(理3型選択問題)

こちらは、40点満点中40点でした。一応満点取ることが出来たのですが、数ⅢCの勉強が不十分だったため、薄氷の満点でした。

まあ、(1)-(3)どれもはっきり言って基本問題なのですが、実は極限の計算自体久々で、ほとんど覚えていませんでした。辛うじて残っていた知識を絞って答えたのですが、結構苦戦しました。

数ⅠAⅡBは発想・ひらめきのウェイトも大きいのですが、数ⅢCにおいては知識がないと太刀打ち出来ない問題が多いです。極限で注意しなければならないのは、挟み撃ちの定理や平均値の定理あたりでしょうか。何だそれ?という方は、至急確認して下さい

全体を通して

明らかに東大理系数学本番よりは簡単な筈です。これが東大理系数学の本番で出題されたら、東大理科Ⅲ類合格するためには恐らく190点/200点は欲しいですし、理科Ⅰ類でも8割はなければ話にならないと思います。とはいえ、計算力・集中力・解法パターンの習得が求められます。やはり問題演習量をもう少し増やさないとダメか・・・と反省しました。

次回までの宿題

空間図形問題領域を完璧に仕上げること!!

次回は駿台全国模試の英語について御報告致します

不本意回でした。しかし、問題は続きます。リスニングでまさかの・・・

引き続きお付き合い下さい。

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