こんにちは、スプリングシャトルです。今回は2023年度東大入試過去問の結果報告です。
おしながき
成績は?

まず、点数を先にお伝えします。
12/4終了後時点での予想点数:40点/120点
実際の点数:28点/120点
予想よりも・・・
予想よりも低い云々以前に、これはかなりひどいです。まともに解けたのが1問もありませんでした。
ただ、難しくて解けなかったというより、問題を読み間違えたり計算間違えたりして点数がほとんどなくなってしまった問題がかなり目立ちました。
ちなみに、解いた直後の感触だと、半分は行った感じでした。
大まかな問題構成

今年も6題セットでした。問題としては今までの中で結構難しい方ですが、それでも本番は3完半半半したいレベルでした。
ですので、時間無制限であればある程度の方は満点を狙えると思います。ただ、如何せん時間が足りないので、計算ミスや計算放棄や論証不十分などで点数を落としていくことになるのでしょう。加えて、十分に論証したつもりが採点者に伝わっていないパターンも多いでしょう。
ちなみに、私は第1問→第5問→第3問→第4問→第6問→第2問の順番で解きました(※確率は運ゲー要素が強いと思ったため、勝負を避けました)。
第1問(積分・極限)

こちらは、20点満点中4点でした。
解答を見たら式の変形は結構単純なのですが、何故か部分積分をして余計に難しくしてしまいました。
このあたりは本番の体調で大きく影響しそうな要素です。ただ、予め解法を頭に入れておけば、体調に影響されずに対応出来る範囲内なのかなと思っています。
第2問(確率)

こちらは、20点満点中0点でした。これは捨てたので言うことはありません。
(1)は落ち着いて考えたら出来たかと思いますが、落ち着いて考えると言うこと自体が体調によっては難しいこともあり、下手に手をだすのは危険です。
第3問(存在範囲)

こちらは、20点満点中8点でした。
これは完答すべき問題でしたが、最後の結論で2問とも逆にしてしまったのと、求める条件を勘違いしてしまったのが敗因です。
第4問(ベクトル)

こちらは、20点満点中5点でした。
これは最も完答すべき問題だったのですが、問題の条件を写し間違えており、そこから見事に雪崩現象が起きてしまいました><
問題としては決して難しくありません。
第5問(式)
こちらは、20点満点中11点でした。

これは難しいと言われていたようですが、ちゃんと誘導に乗って素直に処理すれば決して難しくはない問題でした。ただ、残念ながらここでも処理の際に決定的なミスをしてしまいます。
はあ・・・今日はこんなのばっか><
第6問(空間座標)

こちらは、20点満点中0点でした。今年一番の難問だったようです。
まあ時間が残っていなかったので仕方ないのですが、本番は絶対に手をつけなければいけません。
こういう問題って、みんなが手をつけないので、逆にアホみたいなことであっても手をつけていさえすれば、結構部分点が期待できます。なので、本番ではこういう問題において、白紙提出はもったいないです。
全体を通して

今までの模試と比べると一番難しかったのですが、全部が難しかったわけではなく、完答すべき問題は4問あり、残り2問も部分点狙いは出来るようにならなければいけません。つまり、これが2024年東大理系数学で出題されたら、東大理科Ⅲ類合格するためには恐らく80点/120点は欲しいです。
とはいえ、計算力・集中力・解法パターンの習得が求められます。あとは集中力をどうやって維持するか、時間が足りない焦りをどうやって抑えるかですね。
結局、敗因は集中力不足だったのでしょう。数学の対策としては、解法の習得も大事なのですが、本番の集中力をいかに上げるか、つまり体調管理が絶対必須です。
ということで、睡眠時間しっかり確保するということと、疲れをためないことを意識して頑張ります><(ただ、今の当院の状況ですと、それが出来るかどうか不透明な部分が多いですが><)
次回までの宿題
過去問で出た解き方を一通りおさらいする、後は、体調管理!!
次回は2023年度東大入試過去問の物理について御報告致します

壮絶に事故りました。そして次は物理回ですね。物理もこの状態で受けたら地獄見そうですが・・・。
引き続きお付き合い下さい。
内科専門医。現在、ドラゴンシャトル2(内科専門医試験を手堅く合格しながら、東大入試284点(96点差落ち)から1年で東大理Ⅲのボーダー超えを狙う企画)を開催中!フォローすると良いことあるかも!?


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